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氷が溶けるまで。【中原中也】

第5章 愛しい君。


ギシギシベッドが軋む音と男女の荒い息遣いが部屋に響く。

『っぁあん!ん、んぁ、はぁ、ぁん』

「っく、やべぇ。気を抜くとすぐイッちまう、、。」

のナカは狭いが、温かく、気持ちが善い。

シーツを握りしめるの手に自身の手を重ね、指を絡める。

『っあ!んっ、んぁ。』

の甘い声が耳を支配する。

の身体には俺のつけた印でいっぱいだ。

どんだけ独占欲強ぇんだよっと自分でも思うくれぇだ。

それくらいに惚れている。

そろそろ俺も限界だ。

の細い腰を掴み直し、一気に奥まで入り込む。

『あっあん!!』

「っく!!」

一気に締められたことで俺も達する。


肩で息をする。

「、すげぇ善かった。」

『わ、私も、、、。』

に口付けをする。

『中也、愛してる。』

そう云って微笑むに、自身のモノに再び熱が戻る。

「俺も愛してる。もう1回いいか?」

困った顔で頷く。

『お手柔らかにお願いします。』

「ふっ、何も考えらんねぇようにドロドロにしてやるよ。」


再び2人の影が重なり合う。


2人が眠りに着いたのは、夜明け頃だった。



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