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氷が溶けるまで。【中原中也】

第18章 俺のモノ


一方芥川はというと、、、、


樋口「先輩、本当にもう大丈夫なんですか?」

芥川「問題ない。」

樋口「ですが、、、まだ顔が赤い気がっ、、、」

樋口の指摘に自然と頬を隠す芥川。

と事故とはいえキスをしてしまったのだ。

の柔らかい唇、のいい香りが脳裏に焼きついていた。


毎日とキスが出来る中也を羨ましく思ってしまった。


は中也と結婚するのだ。
これ以上彼女に想いを寄せるのは止めようと何度も思っているが、なかなか出来ないのだ。


芥川「はぁ、、、、。」


嬉しい気持ちと切ない気持ちで心がいっぱいになった芥川。


芥川「もう少しだけ、、、、。」

そっと唇に指を這わせた。

結局芥川の密かな恋はまだ少し続くのであった。





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