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氷が溶けるまで。【中原中也】

第16章 秘密


『なんだか緊張する、、、、、』

「珍しいじゃねぇか、手前が緊張するなんて」

『だって、、、』

中也は私の手を握り締めてくれた。

「俺がいるだろ?ほら、行くぞ。」


ここはポートマフィア

私は今日非番であった為、首領のお見舞いと色々な報告も含めて久しぶりに拠点へ戻ってきたのだ。


『首領、お身体は如何ですか?』

森「ちゃん!この通りもう大丈夫だよ、心配かけたね。」

『善かったです、、、。それと、、、』

私は話した。
私の両親のことについて中也から聞いたこと、もっと強くなって皆んなを守りたいこと、そして、、、、


森「そうかい、おめでとう。ちゃん幸せになるんだよ。」

『はい。』

森「中也くん、私の可愛い娘を宜しく頼むよ?」

「はい、勿論です。」

森「きっと先生達も喜んでいるよ。ちゃん、今まで黙っていてごめんね。。」


『いえ、私を守るためだったと聞きました。気にしていません、ここまで育てて頂いたんです。首領には感謝しかありません。』

森「ありがとう、ちゃん。」


森は微笑んだ、心の底から。
大切な娘の幸せを、、、

雪平からを託されたあの日からを育て、沢山の愛情を注いだ。

そしては強く、美しい女性へと成長した。


森は決心した。


森「ちゃん、君に話さなくてはならないことがある。」


今まで黙っていた秘密を、、、


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