第16章 秘密
からの説明を聞く。
理解はしたのだが、、、、
やっと帰ってくると思っていたのに、まさか延長になるとは、、、、
『私もっと強くなりたいの、強くなって皆んなを中也を守りたいの!私のせいで誰も死なせたくない。私が守る!』
の目は本気だ。
こりゃ止めるのは無理だな、、、、。
「判った、だが何度も云うが手前は十分強い。それに手前のことは俺が守る。」
『ありがとう、じゃあ守り合うってのはどう?』
「ああ、"夫婦"だからなぁ!!」
太宰「敦くん、あのおチビさんを黙らせたくれたまえ。折角の美味しいお酒が不味くなるー!!」
敦「太宰さん!呑み過ぎですって!!」
会場内はとても和やかな雰囲気に囲まれていたそうだ。
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「、、、、好きだ。」
『私も。中也が好き。』
場所は変わってここは中也と私の家。
太宰さんは珍しくお酒に酔い潰れてしまい、敦くんが大変そうだった。
みんなに祝ってもらえて嬉しかった、、、、。
そしてやっと家に帰ってこれたのだ。
時刻は23時を過ぎた頃
部屋に着いたと同時に後ろから抱き締められた。
「、もう二度と何処にも行くな。」
中也の声が震えていた、こんなこと初めてだ。
『うん。ごめんなさい、、、。』
「こっち向いてくれ。」
振り向いた瞬間、唇を塞がれた。
『「んっ、、、。」』
「、、、、好きだ。」
『私も。中也が好き。』
二つの影が一つに重なり合った。