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氷が溶けるまで。【中原中也】

第14章 髪飾り


鏡の前に立つ。

『やっぱり見慣れない、、、。』

昨日の任務で髪を自身で切った、あまりにも不自然なので思い切って切ることにした。

人生で初めて髪を切ったのだ。


背中が隠れるほどの長さだった髪は、肩上で綺麗に切り揃えられていた。

今日は非番、だけど昨日の任務の報告もしたかったので、中也が任務中に探偵社へ来たのだ。

任務の報告をし、そこで花園智司が何者かに殺されたことを知った。

一体犯人は誰なのか、、、、。

太宰「ちゃん、引き続き単独行動はしないようにね。」

『判りました。』

太宰「ところで、その髪はどうしたのかね?」

そこで昨日の任務で髪を切ったことを伝えた。
髪の毛を切ろうかと迷っていることを相談すると、何故かみんな乗り気になり、与謝野先生が通っている美容室に連れてこられたのだ。


与謝野「よく似合ってんじゃないか!」

太宰「すーっごくちゃん可愛い!ロングもいいけど、ボブもいいね!!」

敦「凄く似合ってます///」

太宰「ふふ、敦くん惚れちゃうよねー?」

敦「だ、太宰さんっ!そ、そ、そんなこと!!!」

太宰「図星だ!まぁ惚れてしまうよね、だって可愛いんだもの!」

敦「太宰さん!!勝手に話を進めないで下さい!中也さんにバレたら僕殺されちゃいます!!」

太宰「たしかに、中也はかなーりのヤキモチ焼きさんだからね。敦くん、気をつけなよ?」

敦「だから!勝手に話を進めないでくださいっ!!!」


は浮かない顔をしていた。

太宰「ふふ、中也も惚れ直しちゃうかもね」

『そうですかね、、、?』


は中也にどう思われるか不安だったのだ。


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