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氷が溶けるまで。【中原中也】

第10章 快楽と云う名の猛毒。


バンっ!

「糞太宰っ!から離れろっ!!」

突然現れた中也に腕を引かれた。

あっという間に中也の腕の中だ。

太宰「はぁ、せっかくちゃんとキス出来そうだったのにー!」

「させるか、ボケ!俺がいると判ってて態とやりやがって!」

太宰さんの顔を見るとお得意の意地悪そうな顔をしていた。

太宰「ふふ、だってちゃん可愛いんだもの。」

『もう、太宰さん、、、。』


「チッ。手前は俺が殺してやる。」

太宰「中也には無理な話さ。」

「帰んぞ、。」

中也に腕を引かれ、事務所を後にする、、、。

そのまま車に放り込まれる。

結局家に着くまで中也は無言のままだった。

これは確実に怒っている、、、。


家に着くと、中也に手を引かれある場所に連れてこられた。

『お風呂、、、?』

「手前から糞太宰の匂いがプンプンするから洗い流してやる。」

私シャツに手をかける中也を慌てて止める。

『ま、待って、、1人で入れるから!!』

「俺は手前にも怒ってんだ、糞太宰なんかにベタベタ触らせやがって。手前が誰のモノかしっかり教えてやる。」


互いに服を着たままお風呂場に入りシャワーを上からかけられる。

あっという間に全身びしょ濡れになる、、、。


下着がしっかり浮き出るほど、シャツは身体に密着する。

『中也、、、!んぅ。』

噛みつかれるようなキス、息をするのもやっとだ。

『んぅ、、、はぁ、ん。』


「手前は俺の女だ。」


中也の目が鋭く光る、、、、。




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