I’ve been thinking about you.
第24章 ***** オール
俺が見た目の色は不思議と心地いい
だから安心していた
俺を落ち着かせた魔法使いは···
「あんた、誰だ?」
「死神ってだけ言おうかな。懐かしいな~~図書室。よく僕も色々教わったんだよね、ワースくん」
「何故、俺の名前を··」
ぴっ
「ノートに名前書いてあるからね。偉いね、ボロボロになるまで大事に使われてる参考書達」
「··俺は。」
「うん?」
「価値がないからな」
「····」
「何か言ってくれよ··俺ばかり」
ふわっ···ギュッ
「ワースくん」
ぎょっ
「なっ!////なななな/////」
「君はね、この先大切な人と一緒になるんだ。名前も捨ててね」