第20章 ✿✿✿✿ マッシュ

ぱちくり
「お母さん？」

「はい！今私の両親は今他国を回る仕事していて家にはいないんです｡そうか､お母さん··マッシュくんのお義父さんと会っていたんだ··」

「····アリアさんよ」

「はい？」

ぽん··なでなで
「お主はあの魔法使いに良く似ておる｡マッシュを好きになってくれてありがとうな··」


✿✿✿

「アリアちゃん」

「どうしました？」

「何だか嬉しそうだね」

「うん､マッシュくんのお義父さん凄く優しくて愉快で暖かい人だなって」

「うん､じいちゃんは最初から優しかった人だから··」

じいちゃんの記憶が強いけど···ほんの少しだけある記憶




『私の可愛いマッシュよ··お前は私とひとつになる為に生まれたんだよ』