I’ve been thinking about you.
第20章 ✿✿✿✿ マッシュ
「お義父さん」
「アリアさん··じゃったな」
「マッシュくんから話は色々と聞いております。もし今の森が大切ならば私達も住みますので焦らなくていいですよ。私の家も森ですから」
ぶわわわ
「アリアさあああん!!!」
「じいちゃんの涙腺心配···」
✿✿✿
「じゃ、じいちゃん帰るね」
「またおいで」
「お邪魔しました」
「アリアさんよ」
「はい?」
「アリアさんを見ておるとな、マッシュを育ててる時に出会った魔法使いさんに似ておるんじゃ··」
「魔法使いさん?」
「その魔法使いさんは、暖かい夕焼け色した髪色に海と空色の綺麗な瞳じゃった··」
「それ···私のお母さんかもしれないです」