第17章 抱っこ カルドさん·オーターさん·ライオさん

「行きませんよ｡よいしょ」

顔は上げてない
俺の前に足しか見えてないが、まだ目の前にいるのは分かる


「ライオさん」

「なんだい？」

ふわっ···ｷﾞｭｯ
「長い任務お疲れ様です」

「ーーー！(抱きつかれた)」

優しい魔力だ
暖かくて
家族と一緒に行った海辺や花畑を思い浮かぶ



この優しい魔力から伝説の死神と言うのか···､



··ｷﾞｭｯ
「長い任務に疲れてね､アリアは暖かいよ｡凄く懐かしい魔力だ」

「ライオさんも､眩しくて綺麗な魔力ですよ」






















❦ℯꫛᎴ❧