I’ve been thinking about you.
第12章 世界がこわれる音がした ワースさん
「お互いに、スッキリしたな」
「そうですね。」
✿✿✿
さぁ···
(記憶を頼りに辿り着いた花畑)
俺は箱に入ったモノを渡す
「あっ!ワースさん!遅くなりました!」
「いいよ、俺も今来たから」
「私、ここの花畑好きです」
さあァ····
「俺もだよ。なぁアリア」
「はい?」
「これを受け取ってくれないか?」
「開けていいんですか?(何だろ、チョコかな)」
「あぁ」
ぱかっ
「··ーー!」
開いた箱の中には
「指輪···」
「アウイナイト··幻の宝石で意味は"過去との決別"·"慰め"·"励まし"」
「···私が付けていいんですか?」
「お前じゃなきゃ意味ないんだよ。」
「··っ、はい!」
「アリア、過去と決別して俺と新しい世界を作ってくれないか?」
魔法使いさん···いや、アリア
この花畑を忘れない
ずっと一緒に···
❦ℯꫛᎴ❧