I’ve been thinking about you.
第2章 あぶらかたぶら
たたた
「兄さん。」
「フィン何もされてないか!?すまない俺が···深く寝てしまって··。」
ぎゅ
「お姉さんがずっとこの家にいていいって!施設には帰らないって!」
「えっ(フィンが嬉しそうに)」
ばっ
(···見ず知らずの俺達をそこまで世話してくれるなんて)
「あの··あなたは··」
「ん?あぁ、私は今日からフィンくん達のお母さんです!」
「!?」
すっ
「軽くしか聞いてないけど私は深くまで聞かないわ。良く弟くんを守って来たね、偉いよお兄ちゃん」
じわ··
「··ン」
「うん?」
じわわ··
「レイン··エイムズ、です」
「偉いよ、レインくん」
ぎゅ····
「···ありがと··お母さん」
なでなで
「よしよし」