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貴方とかくれんぼ[ky]

第33章 あとがき


はい、ここまでの閲覧、ありがとうございます

この作品は、作者が初めて取り扱うキヨさんのお話となりました。前にキヨさんが投稿している「かくれんぼ」というゲームの作者なりの考察をどこかに書きたい、という思いと、キヨさんがあちこちとゲーム実況する時に、悲惨な主人公に度々「俺のところに来るか?」などと多分冗談で言ったと思いますが、そういうことならば本当にキヨさんと一緒に過ごす時間があったら、と妄想捏造で作り上げた作品となっています

これはネタバレとなりますが、この作品は、キヨさんが夢の中で何度もユメ子ちゃんを助けようと失敗を繰り返しながらやっと「トゥルーエンド」を導き出した、ということになっています。物語の途中途中、キヨさんが不思議な行動をしたり、登場の仕方が突拍子だったり、なぜ最後はユメ子ちゃんと一緒に隠れなかったのか、という行動の裏設定が「別の行動をしていた時は失敗だった」(つまり、ユメ子ちゃんは夢の中で本当にバットエンドを迎えていた)ということだったのです

特に疑問だった最後の「一緒に隠れなかった」理由は、一緒に隠れた時がバットエンドだったのでしょうね。これがゲーム実況なら、なんでだよ!?とキヨさんのツッコミが聞こえてきそうです(笑)

さて、話はユメ子へと移りますが、結末は皆さん予想出来たのでしょうか。作者は、このお話を作り始める前から、あの化け物は人間であると決めてはいたのですが、それがなんなのかは決めてはいませんでした。なので結末がまさかこうなったとは、作者自身驚いています

この作品を書くことで気をつけたことは、文章のクオリティを少しだけ下げたことです。主人公であるユメ子目線でお話が進むこのお話は、地の文も出来るだけ子どもっぽくなるように書いていました。作者の想像なのですが、ユメ子はこの作品では小学4年生と設定づけていました。なので、作者がよく使いがちな「驚いた」という言葉は使わず「びっくりした」を多用していました。その他使ったり使わなかったりした単語があるのですが、気づいた方はいるのでしょうか
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