第5章 大切な… * 氷室辰也
大学を卒業する時………彼女に想いをぶつけた。
今まで「告白」という行為をしたことのなかったオレには初めての体験だった。
人に想いを伝える事が
こんなにも………怖くて
苦しいことだなんて知らなかった。
彼女と出会って…………オレは変わった。
彼女の前では素直な自分でいたいと思うようになって、作り笑いをしなくなった。
辛い時は、1人で抱え込むこともなくなった。
「 がいたから」
だから今のオレは存在しているんだと思ってる。
「大袈裟だ!」って、君は言うかもしれないね。
でも、それぐらい君に感謝してる。
ありがとう。。