第1章 俺のもん * 青峰大輝
プチッ…………プツッ…………
ボタンを外す音がやけに生々しく感じる。
ダメだってわかってるのに止まんねぇ。
「だ…………いきっ………」
青峰「…………あん?」
いきなり真面目な顔すると思ったら………なんだ…………?
「…………好きっ…………………」
青峰「!?」
こいつ今………………………「好き」って言ったのか………………?
「…………大輝はうちの事…………キライ……………?」
!こいつ………………
青峰「はっ!……………あぁ。嫌いだね。」
「!!!!!!!!!!……………そっか…………………。」
青峰「俺以外の奴に同じ笑顔振りまいてるやつなんてな。」
「え……………大輝それって………………………」
チュッ。
俺はに触れるだけのキスをした後、耳元で囁いた。
青峰「優しくなんてしねぇからな。覚悟しとけよ。」
耳まで真っ赤になった。
この顔を見てもいいのは………………
………………俺だけだぜ。