第45章 ※激情Ⅱ

［…］

［はぁ……梶さ…］

［………え！］

突然顎をくいっとされ恍惚とした表情を浮かべている
"この顔"を私は知っている

"まだ足りない"

あの時の条くんとそっくりだ

［か、梶さ………］

呼びかけるも反応がなくするりと指で唇をなぞられるだけ
彼はまだし足りないということなのだろうか

［………っあ］

どうやらそうらしい
服の中に入り込みもそもそと胸の方に手を伸ばす

［そこ……さっきぃ…！］

［………っあぅ……あ！］

ブラを掻い潜り乱暴に揉みしだく
電気がほとばしり軽くイッてしまう

［やぁ………やぁら…］

［………っ…あう］

揉んだだけなのにこれだけで反応してしまうなんてはしたない女なのだろう　私
涎を垂れ流しながらまるで赤ちゃんだ

［…ここもか］

［あ…！だ、だめ………！］

太腿を固く閉じるも為す術がなく器用にスウェット下を脱がされる
ショーツにシミができているのが丸わかりだ
空気が触れて感覚が鋭敏になっている

［…邪魔だな］

［え……！？きゃ……！］

まさかの一気にずらされ床に放り出されるビショビショになっているのが目に見える状況だ
"普段よりも"余計に愛液が沢山滲み出ている
こんなの待っていたと言っているようなものだ


［み、見ないで……！］


咄嗟に手で隠すも


［どけろ］

すぐ退かされてしまう
何を言うかと思えば


［…美味そう］


だなんて
何故か嫌な予感しかしない


（まさか）

顔がどんどん近づいてくる
太腿にではなく
息がかかるほど秘部の近くに移動していき


［あ……そこ！駄目…！！舐めな……！］

［っあ………！］


何をするかと思えば"そこ"を舐め始めたのだ