第24章 番外編➀ 困惑
[椿Side]
[どーしようかしら…]
珍しく悩んでしまっている
いつもなら迷いなくかけるのに
今学校にいて見回りを終えた所なのだが
スマホにの連絡先が表示していて電話しようとしているのだが中々押せずにいるのだ
あの神社のお祭りから数日後
がその後どうなったのか気にかかっていて連絡しようとしていたのはいいものの
梅との想いとのものは別だとはわかったけどそこからどうしたらいいのかだのいつものように接してもいいのだろうかと分からず困惑してしまって
解決策がまるで見えないのだ
はこんな想いきっと迷惑に違いない
あの子は優しいから拒否しないだろうけど
友達だから普通に接してきたけどに恋してる 好きなの なんて言ったら嫌に違いないだろう
それに好きな男の子がいるようだし
(自覚がないだけなのよね…)
しつこく悩むなんてあーしらしくない
頭は理解できても心では理解できない自分がいて
それに教えてと言った手前連絡しないのも悪い気がしてしまっているし何よりも結果が聞きたくない
我儘だ
しかしこれだけは言える
好きな女の子の恋路を邪魔するなんて嫌だということ
だと普通に友達として接するのが一番だ
これが最適解だろう
(いつもどおりに接すればいいだけだものね…!)
(普通に……普通に……)
(まずは深呼吸よね………!)
[フー…………]
(よし…!)
一呼吸おき少し手が震えながらやっと通話のボタンを押し始める