第14章 当日
早くてお祭り当日
私はおばあちゃんと一緒に浴衣の着付けをしていた
[これで大丈夫…?おばあちゃん?]
[あらあら大丈夫よぉとても似合ってるわ♪]
私がいま着ているのは先週椿ちゃんたちと相談して購入してきたものだ
白い生地を基調としていて柄はレモンと小花
帯は条くんの瞳と似た色のもの
勧められたものの中からこれが一番気に入っていて似合うかどうか不安だったけど着こなせているようで安心した
髪型もお団子にして簪もつけたし
(あとは条くんが来るのを待つだけかな…)
休憩の合間で迎えに来てくれるとのことになっていて
最初はおじいちゃんが送ってくれるって話だったんだけど
俺が誘ったんたんだしこのくらいは大丈夫とのことでお願いをすることにした
時間的にもそろそろ来る頃合いだろう
久々のお祭りのせいなのかはわからないけれど年甲斐もなくわくわくしていた