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太陽が咲くまで[前編]

第13章 吐露Ⅲ


[椿Side]
過去のことってどうしてだろうかと最初思っていたけれど
今回伏せていたことと関係があるのは確かだ

それに も電話した時から覚悟していたんだろう

ことはも私も聞いてみたかった



そこからは辛い話だった


中学時代似たような状況があったこと

それでカムバックしてしまい今回のように何もできなくなってしまって無気力のような状態になったこと


たぶん彼女はこれでも抑えて話してるんだろう

本当はもっと酷いんではないかと思ったけれどそれは言わずに黙っていた

私達に気を遣っているのは理解できていたから


なんとなく何かあったのは気づいていたけれどまさかこんな事があったなんて

やるせない気持ちでたまらない


私が経験したわけではないしが一番しんどいはずなのに



涙がハラハラと落ちていた


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