第12章 告白Ⅰ
そして現在隣町のショッピングモールに来ていて椿ちゃんたちと浴衣を選ぶということになっていた
いつ見ても行動力があってすごいなぁと感心してる
まぁ若いとういのもあるかもしれない(失礼)
まさか私のためにここまでしてもらえるとは思わなくて
もちろん嬉しいのだけれど
普通に私服で行こうとしていたら椿ちゃんたちに真面目な顔で却下されていた
なにゆえ
それに浴衣はおばあちゃんの昔着ていたものがあるのだけれど身長が大きいので丈が合わない
こうしておしゃれな椿ちゃんたちに選んでもらえることになりこうして何が似合うか見てもらっている
私はどうしても疎いところがあるのでありがたかった
[〜!これなんて似合いそうじゃない?]
[さん〜!これもいいですよ!]
続々と持ってこられて中々決まらないけれど
[え…えっと…ちょっとまってね]
[あ〜!ことは!これことはに似合うわ!]
[え〜!ほんと!?椿もこっちのほういいんじゃない?]
こうやって買い物するのも久々な気がする
最近高校の友だちも結婚だ転勤だので疎遠になりがちだったから
私はこの心地よい時間を楽しんでいた