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ブラック・ブレット

第6章 congruencemission~合同任務~


夕焼け小焼け。
子供の声。
「いいな。あーいうの。まぁ私友達いないし(笑)」
晴羅は、そう呟くと公園を後にしてアパートの一室に入った。
「ただいま....」
ここは、晴羅と快翔が一緒に住んでいる場所。
電気はついていない。開きっぱなしのカーテンから日差しか少し照っている。
「晴羅オカエリ....あははは。」
台所には焦げた卵焼き。快翔は、料理が出来ない。練習でもしていたのだろう。
「:( #´°ω°` ):イラッ何やってんの!あんたね!料理作れないくせに卵焼き作んな!アホ!」
晴羅は、料理がとてもうまい。
「すいません。」
説教は5分続いた。
「なんで火を使うかな!火事になったらどーすんの?」
「いや....晴羅にできるんなら俺にも出来るかなァと」
目線を逸らす快翔。
晴羅の目が赤くなる。
バキ。ドーン。
「もうしないから....許して....(笑)プリン買いにいこ。」
晴羅はプリンが大好きだ。
「え!もちろん!にこね!」
二人は公園を歩いていた。
晴羅はそっと遊んでいる子供達を見つめた。
「お前。遊びたいのか?」
「友達いないし。」
晴羅は、夕焼けを少し見つめた。
もっと、強くなりたい。あと、友達欲しい。そう願った。

チャラン♪
快翔のケー帯が鳴った。
To 快翔
やほー!
快翔くん。
うちの事務所に依頼がきた。5日後聖天使様の護衛だ。あと、天童民間警備会社の里見蓮太郎。藍原延珠ペアとの合同任務らしい。一回事務所にきてくれ。
しゃちょー
「晴羅みてみろ!」
携帯の液晶モニターを見つめるとにやりとして。
「さぁ。がんばろ!」

二人はプリンを買いに行った
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