第6章 悲鳴嶼行冥
炭治郎はなかなか岩を動かせずにいた
苦戦をしていると玄弥がやってきた
「炭治郎!反復動作ってやってるか?」
「???」
「やってねぇのか‥まぁ悲鳴嶼さんも教えるのうまくねぇからな‥集中を極限まで高めるために予め決めておいた動作をするんだ‥俺の場合は念仏唱える」
「あ!それ悲鳴嶼さんもやってる!」
「そうそう!」
「でも全然動かせなくて‥玄弥は動かせる?」
「動かせるぞ?」
「すごっ!」
「炭治郎‥ごめんな‥俺‥兄貴とは接触禁止だったんだけどさ‥乱闘騒ぎにまでなっちゃって‥」
「いいって!いいって!」
炭治郎はそう言って笑った
「でもありがとな!さんにもお礼言わないとな‥あの時あぁ言ってもらえて嬉しかった」