第5章 はじめまして
「戻ったよ」
「それは良かったですな。なら部屋戻り···」
ぎゅ
「やだ」
「···分かりました。このまま寝ましょうか」
「手、握っていい?」
「いいですよ」
「隣にいていい?」
「いいですよ」
「···僕の事、好き?」
「カルパッチョさん?」
「僕は好きだよ」
「私もカルパッチョさんの事好きですよ、満足ですか?」
「なら、いいよね」
ギシッ··
「カルパッチョさん?」
「僕の所有付けていいよね?」
✿✿✿
「だからといって···付けすぎです//」
ふぁーーん
「·····」
「目を逸らさない。」
(カルパッチョさんも、寂しがり屋なんだな)
「嫌?」
ふわっ
「嫌ではありませんよ」
ぎゅ
(··生身の音が心地いい)
❦ℯꫛᎴ❧