第18章 バター オーターさん·レインさん
「??」
「あの時何となく避けなきゃな~って、でも助ける為にアリアちゃんは使ったんでしょ?」
「???」
なで
「砂の人はさ。規則が全てで生きてるし、痣なしなんかを消すって言う人だし、でもみんな過去は壮絶な分考えは一緒なんだよ」
「マッシュくんは怖くありませんでしたか?私の魔法。ドットくんと同じ感情が昂ると抑えられない魔法」
「怖くないよ。アリアちゃんはアリアちゃんだもの、それに僕も色々助けて貰ってるから。」
··ぽろ
「うん、そうだね。ありがとうマッシュくん」
「泣いちゃった?ごごご、ごめん」
「ううん。嬉しいの··私の魔法が認められた事が嬉しくて」
拭った涙がオーターさんの頬に落ちた