第18章 バター オーターさん·レインさん
『オーターくん、たかいたかーい』
『魔法使いさんのたかいたかい。好きです』
『お父さんやお母さんにはしてもらってないの?』
『忙しい人なので。それに価値がない人間には興味ないので』
ぽん。なでなで
『オーターくんの事は私が知ってるよ、誰よりも優しくてしっかりしてる子って。またたかいたかいしてあげるね』
『はい!待ってます』
「···だぶ(懐かしい)」
「オーターさん?」
ちらっ
「·····(やはり、似てますね。)ばぶぶ」
「やってみる。オーターさんたかいたかーい」
「!?···ばぶ(普通だ)」
✿✿✿
「はい。出来上がった解毒剤!」
「ありがとうございます。マックス先輩!」