第11章 Love
不思議と眠りやすい空間と言うか··
匂いと言うか··
凄く落ち着く部屋があるの
その部屋にいるとね安心するんだ
✿✿✿が一緒に寝てくれるようなそんな気持ち
「···お母さん」
ちょーん
「····(えっ寝てる)」
すよすよ
「·····すぅ··すぅ··」
「✿さん、起きてますか?」
「すぅ··すぅ··」
(起きない)
すっ
(··あの日と全然違う、本来の姿は今なんだろうな)
「安らかな眠りになりますように」
✿✿✿
「····アビス、✿」
レアン寮の談話室にあるソファに寝てる✿とアビス
きょろきょろ
(誰もいない)
隣に座ると2人の寝息が聞こえる
ちく
たく
ちく
たく
「···(あぁ、落ち着くな··こうして3人一緒に寝るのも悪くないな)」
キュッ
「アビスもしているのなら僕もしなくてはな」