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カロン

第8章 吾輩は猫である



「うぐっ。今日も手伝いです··でも、もう帰ります」

すっ
「帰るか、✿」

「待ちなさい」

「オーターさん。」

カチャ
「貴女には話す事ありますから私と来なさい」

「ふぇ~~~··ん(ヤバい)」

「オーター」

「何ですかカルドさん」

「彼女はただの手伝いで来てるだけですよ。何故呼び止めるんですか」

···ぽ··ぽぽ
「··学生の身でありながら神覚者との関わりを学んでいませんからね」

『周りに花が舞ってる』

(オーター·マドルにも感情があるのか)←!?

(初めてオーターの表情が分かった)←

(このまま静かに逃げれば···)←

そっ
「·····」

(レインさん、手握られた)
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