All is Dream Box【春パワー全開】*短編集
第1章 Ragg./番外編:夜桜
「.....................」
...え、ちょ....皆で黙られるとちょっとどころかめっちゃ怖いんですけど.......
私の中で小さな不安がよぎる。
え?私なんか変なこと言いました?と言わんばかりに、
銀時「.....お前、嬉しーこと言ってくれるじゃねーか!!」
貴「...へ?」
銀さんから発せられた言葉は私の想像とはあまりの検討違いさで間抜けな声を上げてしまう。
土方「お前がそんなこと言うなんてな....今日はお前に喜んでもらうためにここに来てもらったのに....たく、我ながら情けねーぜ。」
貴「.........は?」
そして土方さんからは銀さんより上回る衝撃の言葉をかけられた。
喜んでもらう?君たちにそんな精神があったの?
え....マジで?
最早私の頭の中では驚きの感情しかなかった。
神威「......そっか、それ聞いて俺安心したヨ。」
そんな私に神威は少しも気付かずに見上げてニコっと笑うとそのまま立ち上がりおでこにチュ...とリップ音を鳴らした。
貴「ぅえ!?...な、//」
もちろんそんなに男経験のない私は頬を赤らめてしまう。
神威「かーわいっ、ねぇ.....こんなやつらほっといて戦艦に帰ろ?僕の部屋に連れてったげる。」
神威がまたも総悟と同じ下心ありそうな感じの口回しで私の腰に手を置いた。
高杉「オイてめー、何勝手にシようとしてんだよ。離れやがれ。」
銀時「銀さんの女に何してくれちゃってんのー?発情期通りこして欲情期ですかコノヤロー」
土方「警察の前で何いかがわしいことしようとしてんだよ!捕まえられたいのか?」
沖田「オレンジ頭ー、一回場の空気を読むってことを教えてやりまさァ。」
全員が口々に反抗の声を上げる。
それでも神威は少しも動じずに、