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文豪ストレイドッグス 短いお話 【R-18】

第24章 それでも愛してる。中原中也


『んっ、、、中也さん?』

「悪りぃ、起こしたか?」

は首を横に振り、俺に抱きついてきた。

『好き、、、大好きです。』

「ああ、俺もだ。」

可愛いことを云う彼女の頭を撫でてやれば、気持ちよさそうに目を閉じる。

この時間が俺は好きだ。


俺は知っている。
彼女が過去に太宰に抱かれていたことを、、、、。

そして、今もまた奴に抱かれていることを、、、。


でも構わない。

何故なら、彼女は俺の元に帰ってくるから。

は俺なしじゃ生きていけないほど、俺に心酔しきっているから、、、、。

太宰との関係があることで、罪悪感が生まれ、俺を失うかもしんねぇ恐怖がを襲い、俺への依存が激しくなったのだ。  


正直、太宰にを抱かれるのは死ぬほど嫌だが、このお陰では俺から絶対離れない。

だから、今は大目に見てやっているのだ。

彼女の身体は太宰を求めたとしても、、、、


それでも俺はを、、、


「愛してる。」

-----fin




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