【R18】カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く【禪院直哉】
第11章 嵐山
『自分のそない可愛い声聞いて、
可愛い可愛い、イキ顔見とったらなぁ…、
普通の男は我慢出来へんよ?』
「んやああぁっ、可愛いって
言わない…でぇえぇッ
あぁう、んん、ああぁぁぁ゛あぁ!!」
そのまままたイってしまって
クリトリスでの連続絶頂に
体力を使ってしまって。
がぐったりとしていると。
ヌルヌルと陰列を直哉の指が
上下にヌチヌチと音を立てながら
擦って来て、びくんっと身体が跳ねる。
くぷぷぷ…っと…指が…
自然と…陰列を擦られている内に
中に…少しずつ…飲み込まれて行って。
「ふあぁ…んんっ…ああぁんッ」
『濡れ過ぎやで?自分…
あんまり…マンコズルズルに
しとったら…恥ずかしい染み付きの
着物で嵐山歩かんなんで?』
「んんっ、でっ…でも…
あぁっ、ん、勝手に…濡れちゃ…ぅッ…」
自分の意思で濡らしてる訳じゃないから
自分の意思で止められない。
ジュブジュブと…指を
抽送されて気持ちいい場所を
直哉の指で刺激されれば。
余計に気持ち良くなって
濡れて来てしまう…。
「あっ、あっあ、っ
んっ、直哉様ッ…イクッ…
なおや…さまっ、ああぁんっ…」
『イってええで?』
「あっ、あっ、直哉様あぁっ
んんっ、あ、あ、あああぁああ゛ん!!」
その後…しばらく…
ぼんやりしてしまったらしく
これで股を拭くようにと
アルコールを使ってない
厚手のウエットティッシュを差し出されて。
自分のアソコを綺麗にして。
そのついでに…オモチャの
方も…こそっと拭いて置いた。
その時は良くても…乾燥したら
変な匂いがしたら嫌だし…。
『そろそろ、着くみたいやで?』
直哉にそう言われて、
慌てて乱れていた着物を整えた。
車から降りた先は…
嵐山と言えば…の…渡月橋の前で。
平日…なので…この辺りは
市内の中心地よりは
若干時間も早いからか
観光客の姿はまばらにしか無かった。