第8章 湯の花温泉

『イキそう…言われて、
止める男が…どこにおんねん…。
ええ子やねんから、そのままイっとき』

そうは…直哉様は…言って来るが。
……直哉様の躾…の所為で、
連続でイクと言う事を…毎日されて。

私の身体は…ドンドンと
与えられる快感に従順に素直に
敏感に反応してしまう…。

１度…イってしまえば…もう…
ちょっとした刺激でも…
すぐに…気持ち良くなってしまって。
イってしまうばっかりのイキ地獄になる。

「ふぁあぁあんっ…んんっ…
あぁん…ダメッ…イクッ…イクッ…
あっ、あっ…んんっ、イちゃうぅっ」

『アカン言うとらんと…
素直に…イってまいーな。
なぁ、ここ、気持ちええんやろ？』

グリグリと…オモチャの突起を
クリトリスに押し付けられて
ビクビクと腰が勝手に跳ねてしまう。

『ちゃんがイッたら
オモチャのスイッチ…入れよな？』

ダメダメと…が
自分の首を涙目になりながら
左右に振って直哉の提案を否定する。

そんな事を…イッた直後にされたら
何回も…イってしまう事になる。

『大丈夫…、心配いらへんって。
ちゃんと…ちゃんが…
イキ過ぎる前に…やめたるさかい』

「う…嘘ッ……あぁあぁん
ああ、んんぅ、ああああぁ゛ああぁ！！」

こっちが…イって居る…
その顔を見降ろしながら。
ペロっと…直哉が舌なめずりをして。
その顔の表情が…えっち…だって…
つい…その顔から…目が逸らせない。

『自分…ホンマ…ドスケベやなぁ…。
俺の顔……そない見つめて…。
顔…見ながらイキたいんかいな…？
…ええねぇ…、ええ感じに…
俺好み…に…なって来よるで？』

ブブブブブ―――ンッ
ブイイイインッ…ブブッ…

オモチャのスイッチをオンにして
直哉がこちらにキスをして来る。
オモチャの振動とキスで
気持ち良くなってしまって…。