Another sky 〜それぞれの空の下〜【気象系】
第10章 それぞれの空の下
郊外の空き地を買い取り、そこで犬猫を飼育し、譲渡出来る施設を作った
翔くんはそこで施設長をしている…
…けど、施設長自ら保護しに出向くんだもんな…
そんな所は雅紀そっくりだ…
智「翔くん無理するなよ?足、悪くなるぞ?」
翔「…それでも自分でやりたいんだ…雅紀の代わりに…俺の命は雅紀から貰った様な物だから…」
智「翔くん…」
〈ニャーニャーニャー〉
翔「おっと、ごめんごめん。じゃあ智くん、俺戻るね」
智「その猫達1人で運ぶのか?俺、手伝うよ」
翔「大丈夫だよ。今連絡して、迎え呼んだから」
智「そっか…じゃあ、頑張れよ翔くん」
翔「智くんも。頑張ってね」
そう言って翔くんは近くの大通りまで歩いていった
雅紀…
俺も…和也、潤も…そして翔くんも…
皆、元気で頑張ってるよ…
それぞれ道は違ったけど、この広い空で繋がっている…
何時までも…見守っててくれな…
ーーーFinーーー