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Another sky 〜それぞれの空の下〜【気象系】

第7章 別れ(1)


その日、俺達総出で雅紀を探したが見つからず、翌日電話があった保健所に連絡した

そこで聞いたのは…

翔「…えっ…新型の感染症疑い…?」

『はい…昨日ご本人に連絡して、今指定病院に入られてます』

翔「その感染症って何ですか?」

『まだ症例が少なく、はっきりとは…日本でも感染者が無く、海外でも報告例が少なくて…』

翔「雅紀は何処の病院に居るんですか?会わせて下さい」

『それは出来ません。先程も言いましたが、この病は症例が少ないため、どの様に感染するのか解りません。こちらも何か解りましたらご連絡致しますので、ご家族の皆様も不要不急の外出はお控え下さい』

そう言われ、どの病院に居るのかさえ教えてもらえず、電話は切れてしまった

和「…もしかして、これですかね…」

和也がタブレットを向けて見せてきた画面には

潤「…《ーーーにて、世界初となる新型の感染症の症例》…この記事、3週間前だな…だからまだ何も解ってないんだ…」

3週間前…そんな最近…しかも海外で見つかった病気に何故雅紀が…

渡航歴もないのに…

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