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Another sky 〜それぞれの空の下〜【気象系】

第6章 再会(4)


翔「舞…一体どういう…」

修「何でもないよ。姉さんの思い違い…」

すると舞が修の腕をグイッと引いて、俺の車イスから離し

舞「なーにが思い違いよ。大体、お兄ちゃんが見つかって1番喜んでたの、あんたじゃない」

翔「…えっ…」

舞「あんた素直じゃないから、恥ずかしかったんでしょ?わざとキツくあたってさー…傍からみても解んないっての!」

…それって…

翔「…じゃあ…修は俺の事嫌ってるんじゃなくて…」

舞「その逆!」

修「う…うっさいなっ!姉さんには関係ないだろっ!」

…なんか拍子抜けした…

あーあ…修、顔真っ赤になってる…

翔「しゅ…」

雅「翔ちゃんっ」

突然名前を呼ばれ振り返ると、雅紀と潤が立っていた

翔「まさ…っ」

2人の所に行こうと動こうとした時、突然車イスを止められた

「翔…部屋に戻ってなさい」

翔「か…母さんっ…離して…っ!」

無理やり戻されそうになったから、タイヤを押さえようとした時

〈ドーーーーン!〉

舞「きゃあっ!」

翔「…っ…」

激しい音が聞こえ、俺は突然頭が真っ白になった…

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