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【モノノ怪/薬売りさん】R18裏夢まとめ

第2章 狂夜に憂う月


何度も絶頂に追いやられ、もう力の入らない両腕を、何とか動かして薬売りの首にしがみついて耐える。

不意に、薬売りはの身体を、骨が軋みそうな程に抱き潰した。

あまりの苦しさにの蜜壁は、薬売り自身をきつく締め上げる。

堪え難い快楽に、薬売りはの最奥に白濁の欲望を全て、余す事無くぶち撒けた。

互いに酷く呼吸は乱れ、とりわけはもう完全に力が抜け切っていたが、薬売りはその胸に顔をうずめて離さない。

その時、の胸に何か熱いものが流れていくのを感じた。

「、済まない…どうしても、俺はお前を失いたくない…!」

「大丈夫。私はずっと、薬売りさんと一緒…!」

は薬売りがいつにも増して愛おしく想えて、優しく頭を撫でた。

「私は生きて、ここにいるよ…だから、安心してお休み…」

程無くして、身体を離すと薬売りはすぐに静かな寝息を立て始めた。

もそれに大きな安堵感を覚えて、簡単に身を清めると、ようやく眠りに就いた。





「あのー…いつまでこうやってる気?もう昼が来るよ!?」

ただでさえ遅い目覚めだった上に、すっかり日が高くなってからも、薬売りはを布団の中で抱き締めたままでいた。

「いつまでだって、良いじゃあ…ありませんか。」

「良くないわ!いい加減、私から離れて仕事したら!?」

「夜とは打って変わって、随分と冷たい事を…」

「なっ…!あああっ!?」

「それなら、離れなくして、やりましょう…」

指先での花芯を擦ると、とろりと熱い蜜が溢れた。

ゆっくりと指を沈めてやれば、蜜壁ごと絡みついて来る。

「あっ…あぁんっ…!」

薬売りの、穏やかで慈愛に満ちた愛撫に、は甘い声を漏らす。

「の此処、とても熱いですよ…」

「嫌ぁっ…」

「良いのですか?このまま放っておいて?」

「良くない…続けてっ…!」

完全にをその気にさせる事に成功した薬売りは、勝ち誇った笑みを浮かべる。

もまた、湧き上がる悦びと安心感に浸りながら、薬売りに身を委ねたのだった。
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