第1章 【鬼滅】霞屋敷のふろふき大根には柚子の皮が乗っている
【作品概要】
突如現れた鬼に、両親も親しい村人も皆んな殺された。
残された人達の無念を背負い、1人の少女は隊士になる事を決意する。
だけど彼女は、隊士になれるだけの力は無かった。
それでも鬼殺隊の役に立ちたい。
奈緒が選んだのは【隠】だった。
【隠】の奈緒に届いた【産屋敷耀哉】からの1枚の文。
『奈緒…私は君だからこそ…無一郎の支えになれると信じている。』
お館様が所有している屋敷の1つ、ここで新しい柱になる『時透無一郎』様を迎えて、誠心誠意仕える。
—————————————————
『君、だれ?』
『マタ無一郎ニ相手ニサレナカッタワネェ』
毎日一緒に居ても、近付かない2人の距離。
『霞柱様……私の名前は奈緒です…』
『…………』
何度も顔を合わせても、名前すら覚えてくれない虚無感。
崩れ落ちそうになる奈緒に、差し出された優しい手と言葉達。
少しずつ、少しずつ距離を近付けていく不器用な2人。
奈緒の成長に、無一郎もまた柱として更なる成長を遂げる。
—————————————————
デフォルトの名前が、作品の全体に関係しています。
夢機能を使わない読み方をおすすめいたします。
夢主デフォルト名:立川 ゆずは
こちらはコミュニティ発信の合同制作小説となります。
執筆メンバー
みーやん様
りすざむらい様
煌悠
題名、概要はみーやん様に書いて頂きました。
小説の内容は、3人でリレーしました。
特にルールは無く、書きたいページをページ数を気にしないで書きました。
執筆参加していないコミュニティのメンバーにも沢山アドバイスをいただき、出来上がった作品です。
是非皆様にも楽しんで頂けたらと思います。
よろしくお願いします♪