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第3章 お話2


昔から才色兼備だった。

顔良し、性格良し、スタイル良し、
お金良し。

人が羨ましがるものを全部持って
いた。普通だったら特に女子から
「色目使ってるー。」だの
「金あるからって調子乗りすぎー。」
だの言われるだろう。
だけど私の場合そんなことは一切
なかった。誰も私の噂なんてしないし
悪口も言っていなかった。
つまり、男女共から“人気者”だった。
学級委員長をやっていたからか、
信頼も厚かった。スポーツも出来る
から男子の相手にもなれた。


今の環境に満足していた。他の人の
幸まで私が取っちゃったんじゃない
かと考えるほど幸せだった。
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