• テキストサイズ

Goggles

第6章 活動開始


と、まあこんなふうにいつもグダグダしている。…ちゃんと仕事をしているときもあるのだ。


まあしてないときが大半だが。


今日もまさしくそうだった。時は真夏。風鈴が似合う季節だ。

「あ゛ー、熱いわねぇ、やんなっちゃうわよ、汗かくし。」

と優。そして思いついたように魁人が言う。

「お!そうだ!そうだ!プール行こう!」
「お、いいね!それ!」

キャーと騒ぐ優。ただ乗り気でない人が3人。

奏太と晃司ともちろん藍子。

「なんでプールに行くんですか…絶対重大な罪を犯した人いないでしょ…。」
「それになんでプール?海じゃ駄目なの?プールとか皆が入ってるから生暖かいじゃん…。」
「全く持ってその通りだ。あんな裸同然の姿でよく泳いでるよな。」

と3人は反論する。しかし残りの2人目も負けてなかった。

「んなの気にしない気にしない!楽しむってことが大事だよ!」
「そうそう、残りわずかな人生だ。楽にいこーぜ!」

こういうやり取りが何回かありまして。魁人と優がいっこも引かないから3人が引くことにした。

「「まったく…。」」

奏太と晃司の2人はもう諦めてるが藍子は……

「なんでだ…何故私が…もう私の人生は終わったも同然だ…。」

と落ち込んでいる。すると魁人が、

「まあまあ、いいじゃないか!誰もお前の胸なんて見nnn(ゴフッッッッ!
「うるさい。」

なんと見事な溝蹴り。

こんなグダグダだが、どうやら行くことに決まったようだ。
/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp