第6章 活動開始
こうして5人集まったわけだが。
皆個性がありすぎて正直困っている。
「もうちょっと団体行動というの
をさ…ね?特に藍子!団体行動とり
すぎだぞ!」
とあずき色の髪の男っぽい女……
神無月藍子を指差す。
「……あんたらが遅いんだよ、
ノロノロしてるから。」
「( `°罒°)ムキー←
5人目のくせに生意気なっ!」
「いや…あんたが勝手に加えさせた
んでしょ。」
「_| ̄|○ガクッ←」
赤髪のリーダーの師走魁人とと神無月藍子の対決
だった。他のメンバーはというと、
だらだらしている。
「最近、なかなかいないよねぇ、罪を犯した人。」
と黄緑髪の天パの子、葉月奏太は言う。うんうんと頷きながら、
「というか、最近皆さんダラダラしっぱなしじゃないですか。アジトにこもりっぱなしだし…。だから見つからないだけなんじゃ…。」
とダラダラ長く喋るのは青髪で知的な皐月晃司だ。
「んー、私は今のこの感じ好きだけどな〜、家族みたいでさ!」
と陽気に語るは金髪爆乳の弥生優である。
「それにさ、藍子ちょー可愛いし!」
といいながら言い争いしていた藍子の頭をそっと掴んで自分の胸に押し付ける。その瞬間ドゴッと鈍い音が走った。
「「「あ。」」」
次の瞬間、優は地べたに倒れこむ。
「私に触るなっっ!!この爆乳女!」
「それってさ、自分が胸がないからその腹いせかなんかで言ってるんじゃないのー?ww」
と言いながら藍子のまな板並みの胸に触る。
「こんの変態男めえええええ!!!」
といいながら魁人をぶっ飛ばす。
それをビクビクしながら見てた奏太と晃司である。
「そのすぐ人を殴る癖やめたほうが…昔の過去があるのは分かるけど…。」
藍子は私は悪くはないとばかりにムスっとしている。
「いてて…あー、でも前猫見つけてさー、戯れてたよねww」
と起き上がった優が言う。あっという顔をして藍子は顔をふせる。
「へぇ、可愛とこもあるんだな。」
とヨロヨロしながら来た魁人。
「まあ、猫がオスでオスのアレみた瞬間ぶっ飛ばしたけどね。」
「「「えっ。」」」
動物も駄目だったのか…と一同は思った。
「い、いらないことは言わなくていい!」