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第3章 お話2


後ろから声がした。

「あら、死んじゃうの?そんなこと
して親友の子は喜ぶのかなーっ」
「僕とパターンが違う…。」
「そりゃそうでしょ!全員が全員
君みたいな人じゃないよ。」

2人の声だ。

「誰…なの?」
「またそれー?俺もう説明すんの
疲れた!代わりに説明してあげて。」

と赤髪の人が言うと黄緑色の髪の天パ
の子が説明しだした。

「つまり、重大な罪を犯した人たちを
集めて未来を変えましょう。ってこと。」
「そそ!ってことで今君は重大な
罪を犯したよね?だからこのチーム
に入りなさーい、ほらゴーグル。」

といってゴーグルを差し出してきた。

「ゴーグル…?」
「なんかトレードマーク的なのが
ないとパッとしないじゃん?だから
ゴーグルにしたの!」
「ああ、なるほど…。」
「んで、入る?」
「案外楽しいよ…。」

死のうと思ってたけど、なんか
この人たち見てたら死ぬ気失せちゃっ
た。

私はゴーグルを受け取った。そして
腹につけると2人は満足そうな顔を
した。

これで、いいんだよね…。
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