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帰宅部のアレが襲ってくる世界でエンドラ討伐?!

第15章 情報まとめ


「あれだな、ドレインが来た時用にブロックは持っていないと」とMENは言う。「もしかしたらあの時くっついた敵が倒せるかもしれないから、斧だけ持って行くか」
 丁度よく、画面上のゲージはタイムアップを示していて次の三分までの時間が表示されていた。どうやらネザーにはもうドレインたいたいはいないみたいだ。
「情報を一旦まとめると……」MENは余分の木材と丸石を集めながら話し始める。「白虎たいたいとスネイルたいたいは弓矢で倒せるが、ドレインたいたいは倒せないんだよな?」
 まぁスネイルたいたいはまだ倒せたことがないんだが、と言いつつも、ドレインたいたいには気付いていない部分があるのだろうか、とMENは考えた。
「まぁ、なんとかなるな」
 結局はお気楽な考え方で片付け、MENはネザーゲートをくぐった。手持ちには数本の斧。予備としてネザーに置いておくようだ。
「とにかく一個でも出たら持ち帰ろう」とMENは青森へ急ぎながらそう言った。「今回のテーマは、面倒くさがらない」
 途端にざわつくのはコメント欄だ。いつも言っていることに、視聴者たちは半分呆れているのかもしれない。
 そうして青森に着いた時にはやはり画面上のゲージは半分まで経っていて、パールが出る度にオーバーワールドに戻るということは出来なさそうだ。
「あ」
 と言ったのは、MENの視界にボートに捕らわれたエンダーマンが映ったからだ。青森に放置していたから、勝手にエンダーマンが乗ることもあるのだろう。MENはボートの間近に置いてあるチェストに予備用斧を仕舞い、エンダーマンを倒す。パールは落ちなかったが、青森はまぁまぁ広い場所であちこちにエンダーマンが湧いていた。目を合わせてボートに誘い込めば無傷でエンダーマン狩りが出来る。
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