第13章 何でこんなワンコと・・・
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今日は練習もない日曜日
IHが近いらしいので練習練習と忙しかったので今日の休みはとっても重要なものなのだ。
お兄ちゃんなんか10時なのにまだ寝てるしね。
〜♪〜♪
・・・メールだ。
こんなときに誰からだろう?
黄瀬
「今日空いてるッスか?空いてたら俺とデートしてほしいッス!」
・・・そして私はそっと携帯をしまった。
こんなに素晴らしい日をデートに使うなんて・・・考えたくもないね。
ppppppppp〜♪
・・・今度は電話?
もしや・・・。
黄瀬『もしもしっち〜!メール見たッスか!?』
『・・・ナニモミテナイヨ。』
黄瀬『あー嘘ッスね!ひどいッスよもう!で、デートはどうするんスか!?』
『えー。』
黄瀬『お願いッス!』
『うぅ・・・。』
黄瀬『ちょっとでいいッスから!』
『・・・ちょっとだけならいいよ。』
黄瀬『本当ッスか!?』
『うん。』
黄瀬『やったあああ!』
『じゃあ切るよー?』
黄瀬『了解ッス!!』
・・・私は人に甘いんだなーとつくづく思ったよ・・・。