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*双子な私*

第10章 学級委員は大変さ


side

宮地先輩に

「まぁ・・・あんま無理すんなよ。」


と別れ際に言われ教室にのろのろ帰ると










先生「高尾・・・授業が始まってるんだが。」

「すみません、運ぶのに手こずってしまったので・・・あっ。」


また転びそうになったが

高尾「おい、大丈夫?」ギュッ


・・・今度はお兄ちゃんが後ろから抱きつく体制になっている

今日はやたらと抱きつかれる日だなーと思っていたら

男「高尾!シスコンかよ!」笑

高尾「ん?そうだけど?」


いやそうだけどじゃなくてさ

ていうかシスコン言ったの誰だよ、勘違いですかそうですか←

女1「もー高尾君ってば何やってんのよ!」笑

女2「シスコンにも程があるよ・・・!」笑

高尾「えーいいじゃん別に♪」


その「♪」は何!

でも私はこのときだけ妹でよかったと思った。

何故かと言うと


女子の視線が怖いよ

これでもし幼馴染とかだったら今日の放課後から撲殺エブリデイだね。

先生「というかお前らいつまでその体制なんだ?」イライラ

高尾・「いつまでも!/すぐ離れます。」

高尾「え!?何で!?」

「・・・授業中。」

高尾「あっ・・・。」←





そしてこれから一週間ぐらいお兄ちゃんのシスコンという噂が全生徒に流れていったのであった。(バカめ。)

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