• テキストサイズ

*双子な私*

第24章 学園祭!?


side

今の劇の展開は

白雪姫が毒りんごを食べて倒れてしまった。

なので小人たちで魔女を倒しに行き、無事倒せた後に王子が来るところだ。

王子(高尾)「これはこれは・・・なんて美しい方なんだ!ぜひ我が妃にしていただきたい!」

小人(緑間)「でもお姫様は・・・。」

王子「それなら私に任せてくれ。」


そしてお兄ちゃんが私のそばにやってくる。

寸止めとはいえこれ恥ずかしいんだよね・・・

鼻とか普通にくっつくし!



観客席がざわめいているのが分かる

そして薄目を開けると



そこにはお兄ちゃんの顔があった。

あぁ、今キスシーンなんだなという実感が湧いた。

そして白雪姫はゆっくりと王子の手により起き上がる・・・のだが


・・・ん?

なんだ?

なんか唇に柔らかい感覚が・・・って!?!?!?!?


観客席はもちろん舞台裏まで悲鳴が聞こえる


何で私お兄ちゃんとキスしてるの・・・?

ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?

高尾「さぁ、お城に行きましょう。」ニカッ

いやいや、さっきのあれでその爽やかスマイルかまされても!

「えぇ、行きましょう。」

とりあえず誰か助けて

ていうかチラッと見えた緑間の顔が怒ってるとかそういうレベルじゃなかった。ヤバイ←




こうして全校に混乱を招いた白雪姫の劇であった。
/ 232ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp