第22章 蘇る過去
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いじめの原因は主に嫉妬だった。
いつもお兄ちゃんの近くにいたから女子には睨まれたりしていた。
そんな時公園で泣いていたのを慰めてくれたにが修だった。
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~回想~
「うぅ・・・っ、ぐす・・・っ。」
修「お前何泣いてんだ?」
「・・・いえっ。何でもないです・・・!」
修「泣いてんのに何でもないわけねぇだろ、しゃーねーから話聞いてやるよ。」
「ありがとうございます・・・っ!ぐすっ・・・。」
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修は初対面なのに泣いていた私に優しくしてくれたのだ。
修はバスケ部の主将だったらしく、いつもその話をしていた。
私はそんな頑張っている修の姿を見るのが好きだった。
でもある日修はアメリカに行ってしまった。
理由はお父さんの病気がひどいらしくアメリカに入院しないとだめだったのだ。
修が居なくなった日を境に私は変わってしまった。
修が私の負の感情を塞き止めるダムのようなものだったから。
そして私は今_____________
あの時と同じような状況に立たされている