第15章 IH予選
試合が終わった後私はすぐに誠凛の方へ行った。
「黒子君!お疲れ様ー。」
黒子「ありがとうございますさん。」
「黒子君カッコよかったよ。」
黒子「!そう言ってくれるとは・・・感激ですっ!」
「そんなに喜ばなくても・・・。」汗
火神「あ、高尾か・・・。」
「やっと名前覚えてくれた・・・」汗
火神「つーか何で分かったんだ?」
「何が?」
火神「黒子がそこにいることだよ。」
「え?逆に何で分かんないの?」
火神「何でって・・・そりゃ影薄いからだろ。」
黒子「でも確かに遠いとこからでも名前叫んで来ますもんね。視力いいんですか?」
「ううん、むしろ逆で悪いよ。」
黒子「じゃあ何で分かるんですか?」
「んー・・・ 、なんとなく?」
火神「なんとなくなのかよ!」
「うん、あ 、もう試合行かなきゃ。じゃあね~。」
火神「あ、おい!!」
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自分の目のことなんて考えたこともなかったな・・・。
そういえば昔は隠れんぼが強かったなー。
そんな目に関係ないようなことを思いつつお兄ちゃんたちの元に走っていった。