• テキストサイズ

対  物  性  愛 .

第23章 クサイ





(ん?)







やっと大好きな人の胸の中に収まったというのに

墨くんからあの"生臭い"匂いがしてきたのです。










「えっ…」









私は恐る恐る墨くんの胸から顔を離し

見上げると…








(カラス!?)








背格好が墨くんと一緒で

顔だけがカラスの姿をした何者かでした。








(私ってば墨くんが素直に謝るはずないのに💦)









ぬらりひょん
「やっぱりさんでしたね。

貴女って人は…

戯れを無断で抜け出した罰は

厳罰に処されるというのに…」










「大将ってのは

爽やかな顔しながら

えげつない手を使うんだな

勉強になったわ」









ぬらりひょん
「それはどうも。

さあハチワレカラス

さんを独房へ連れて行きなさい。」








墨くんの姿をしていたカラスさんが

私の腕を乱暴に掴むと歩き出しました









「ごめんなさい💦

ゲームから勝手に抜け出してごめんなさい!💦

でも…でも……」








ぬらりひょん
「お話はゆっくり独房で聞きますよ」









(いま聞いてー💦)









私の願いは叶わず

連れて行かれてしまいました。








ハチワレカラス
「お嬢さん…つかぬことを聞くが

オイラも…臭いんけ?」









「(´⊙ω⊙`)!?」








そんな道中、

ハチワレさんから体臭のことを聞かれ続けました








/ 756ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp