第23章 クサイ
「Σ(・□・;)」
赤暗くそして…とてもクサイ…
?
「お前が今日から暮らす世界は
この素晴らしき"妖界"の世界だ!ハッハッハ!」
男は豪快に笑いました。
「妖界( ;´Д`)!?」
(墨くんも箱だったし…
人間世界があるくらいだから
妖界もあってもおかしくないけど…)
私は口を手で覆いながら辺りを見ます。
?
「おい!おまえ!失礼な奴だな!!
人間界だってクセーのしらねぇーの?
それよりおまえ名は?」
男は着ている着物をわざと着崩して
私の目の前に立ち名前を聞いてきました
「……です……あなたは?」
?
「俺は炎(ほむら) つーんだ
木製なのに炎とかマジウケるだろ?」
「(๑・̑◡・̑๑)うん」
炎
「あっ!?テメーこういう時は
世辞を言うんだよ!!
お前人間関係苦手だったろ?
友達いるか?あ?」
「(。・ω・。)」
炎
「え?居るだろ?1人くらい」
「(。・ω・。)」
炎
「あっ…おっ…おぅ!
まあダチなんて居なくても
1人狼っての?サイコーだよな!?…なっ!?」
私の目の前にいる箱が
気を遣って焦っています。
「…はぁ…居ないなんて言ってないですよー
黙ってたのは
そんな無神経な質問することに
ビックリして固まってただけで…(。・ω・。)」
炎
「え!?俺って無神経なカンジ!?」
「(。・ω・。)うん」
今まで誰にも言われなかったのでしょうか
本気で驚いているようです。
炎
「うっわ!マジでないわー!Σ( ° △ °|||)ガーン」