第21章 カチカチ股
「…あそこに?」
タヌキさんは厨房の窓の外を見つめながら
悲しそうに言いました。
「分かったわ。
私が取りに行ってあげる( ・∇・)
その窓の向こうに何かあるのね。」
タヌキ
「本当タヌゥか!!
そうタヌゥ!あの窓の外の焼却炉の
中に焼き芋が沢山あるタヌゥ!!」
(焼却炉?)
私はこんな立派なお屋敷に焼却炉なんてあるの?
と不思議に思い窓の外を見ました。
「あっ、あった。」
レンガ造りの結構しっかりした焼却炉がありました。
しかも…
"モクモク…"
焼却炉から白い煙がモクモクと立ち上がっていました。
(なんで火が付いて…)