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対 物 性 愛 .
第19章 捨てる神あれば拾う神あり
そして、
白さんはそのビニールシートを
ゆっくり退かしていきます。
それと同時に…
「!!」
あの香りがしてきたのです。
(腐敗臭!)
両親の遺体を夏場の暑い部屋で
保管していたあの匂いに近い匂い…
それよりもっと強烈な匂いがしてきました。
「(´・_・`)」
本当は嗚咽したいほど臭いけれど、
でもしてはいけないと思いました。
なぜなら白さんに言われたからじゃない…
人が自ら死を選んだ果ての姿を
見させてもらっているからです。
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